2021年4月22日(木)、丹波篠山市多紀連山の東、八ヶ尾山(はちがおやま・677.6m)に登ってきました。筱見(ささみ)四十八滝周回コースから八ヶ尾山に登り、つまご坂登山口に下山。そこからスタート地点(筱見四十八滝キャンプ場)まで峠を越えて帰りました。
歩きごたえたっぷりの、すばらしいコースでした。
【コースタイム】
9:00 筱見四十八滝キャンプ場スタートー(滝めぐり)ー9:50滝めぐり終了ー10:35分岐ー
11:50西ノ峰―12:10山頂(昼休憩)-13:00下山開始ー13:50つまご坂登山口ー
14:00弁天池ー14:40峠ー15:20筱見四十八滝キャンプ場
【歩行距離】7Km 【歩行時間】5時間
筱見四十八滝キャンプ場入口。ここに車を停めてスタート。
筱見四十八滝の案内板。「多紀アルプスからの渓流が巨岩・奇岩の間を縫いながら多くの滝をつくっています」とあります。滝めぐりは岩場、鎖場、急な登りが多い変化にとんだコースでした。滝めぐりと言えど、靴など山登りの心づもりをして行かないとちょっと厳しそうです。
9:00 スタート。滝は八つで、八つの滝が始終(四十)流れているので四十八滝とのこと。
しばらく杉木立の中を進みます。
①手洗いの滝
※多紀連山は古くから修験道場。修験道表ルートが筱見四十八滝から峠山~小金ヶ岳を経て御岳の行者堂へ続く道で、修験者はここ筱見四十八滝で水行してから出発したようです。
②弁天滝(下) ③肩ヶ滝(上)
9:10 多紀連山縦走ルートの標識。この辺りから急な登りになってきました。
9:15 ④長滝。全長33mとのこと。
この辺りけっこうきつい斜面。あちこちに鎖やロープあり。滝めぐりは巨岩やゴロゴロした岩が多いコースです。
ミツバツツジがまだ咲いていました。
⑥大滝 水量が多い日はもっと迫力ありそうです。
※この前に⑤シャレ滝を見たはずなのに写真がありません。
9:50 下⑦二の滝 上⑧一の滝 ここで四十八滝は終了。
まだまだこんな大きな岩場があります。
途中にこんなにきれいな花。名前が分かりません。
10:05 「周回コース→」の標識。ここを右方向に少し下って進みます。
※要注意 「周回コース→」の標識がまっすぐに向いているせいか、最初やや左方向に上がってしまいました。岩の多い急な登りながら道らしい踏み跡やテープもあり、疑いもせず進んでいたのが、10分ほど上がったところで道が怪しくなり結局ここに戻りました。ここで右方向に進む方と出会って進路修正。20分程ロスト。
10:25 「周回コース→」に戻り右方向へ。
歩きやすい道になりました。進む方向に沿ってロープ。「←登山コース」の道標。安心します。
10:35 岩場が多かった急峻な登りから一変。新緑がきれいな自然林に出ました。ここが周回下山コース・多紀連山縦走コース(西方面)と八ヶ尾山(北東方面)への分岐。
分岐の道標の裏に小さな「←八ヶ尾山」の標識。
要所要所に小さな標識。四十八滝巡り周回コースの看板は沢山ありますが、八ヶ尾山に向かう標識はどなたかの手作りのみ。「←八ヶ尾山 左は峠山より御岳へ」(ここもこの標識がなければ迷いそうなところです)など。とてもありがたいです。
11:00しばらく尾根道を進みます。右手に多分サルガイチ山。
11:50 ここまで少しずつ上り下りや岩場を繰り返しながら、ようやく西ノ峰に到着。
西ノ峰近くに終わりかけのヒカゲツツジがたくさん残っていました。一週間前だったらもっとあちこちで満開を見られたところ。少々残念ですが、見られてよかった!!
12:10 八ヶ尾山山頂到着!!! 山頂は360°のすばらしい眺望!!! 広い山頂です。
(左)三等三角点。なぜか角が削られています。(右)八ヶ尾水分神社の石祠。
西方に多紀連山 峠山・小金ヶ嶽・御嶽
東方には雨石山、櫃ヶ岳
13:00 山頂でゆっくり休憩してから八ヶ尾つまご坂登山口(南方面)に向けて下山開始。
下山口の標識が見当たりませんが、真南の方向に下る細い道(目立ちません!!)があります。小さなテープ(赤〇の所)があり安心して進みました。
道は分かりやすいですが、きつい下りです。
13:50 つまご坂登山口に到着。車道に出ましたが、筱見四十八滝キャンプ場に戻るにはこれから弁天池を経由して峠越えをしないといけません。下ったところを右(西)方向に進みます。
つき当たりが弁天池。弁天池に登る階段
14:00 弁天池。新緑が池に映りとてもきれいでした。弁天池の左側から、池を右に見ながら進みます。
倒木の多い谷道を峠に向かいます。道は分かります。
14:40 峠に出ました。左右に道が通っていますが、峠の向こうに下って行きます。木にテープ(青〇)。助かります。ここからは分かりやすい道を下って行きます。
15:10 下ってきました。前方にビニールハウス?のような施設。
右手にビニールハウスと今下ってきた山を見ながら、車道をキャンプ場に向かいます。
15:20 筱見四十八滝キャンプ場に戻りました。
滝あり、岩場あり、急登・急下りあり、山頂は360°のすばらしい眺望。はじめから終わりまでとても変化にとんだ魅力的な山行を楽しむことができました。