2024.2.11(日)奈良県と三重県の県境にある高見山(1248m・日本三百名山)に登ってきた。山の会の仲間4人での山行。 高見山は近くの三峰山とともに霧氷の美しさで有名な山だ。一昨年三峰山から下山(新道コース)途中、西に尖った高見山を見て登りたいなぁと思っていた。尖った山容から「関西のマッターホルン」と言われるらしい。
高見山登山口からスタートし、たかすみ温泉に下山。今年は暖冬で霧氷はどうかな?と思っていたが、素晴らしい霧氷を見ることができた。
【コースタイム】
9:10 高見山(杉谷)登山口(466m)スタート ― 10:30小峠(822m) ―12:55杉谷平野分岐(939m) ―12:10山頂(1248.4m・昼休憩40分/12:50下山開始)―14:30高見杉(709m) ― 15:20たかすみ温泉 (465m)
【歩行時間 約5:00 休憩約1h10m】【歩行距離 7.3km】 【上り868m 下り868m 】
※ヤマップ起動が遅れて、スタート位置がずれている。
【アクセス】
近鉄大阪線榛原駅より 8:15発霧氷バス(奈良交通・予約制)に乗車。高見登山口に8:50着
8:15榛原駅を出発。三峰山行きは7:45発。高見山行きは8:15発。この時期、榛原駅は三峰山と高見山に向かう人々で賑わっている。
8:50 高見登山口に到着。霧氷バスが次々と到着する。
9:10 バス停すぐ横の道路わきの登山口から山に入る。
しばらく緩やかな旧伊勢街道を進む。ここは紀州・大和・伊勢を結ぶ交易路であったらしい。伊勢神宮への参道でもあり、米や塩、魚などの市が立ち賑わったとある。
10:10 出発して1時間。この辺りから急な上りに。雪が見えてきてうれしい。
10:27 小峠着(822m)。ここから急登が始まる。
急な上りの途中、少しずつ雪が多くなっていく。見上げると霧氷が美しい。元気をもらう。
10:55 急な上りを30分ほど上がって杉谷平野分岐(939m)。ここでアイゼンを装着。
分岐からは歩きやすい尾根道だ。霧氷に囲まれた登山道を歩く。たくさんの登山者が行き交う。
12:10 山頂に到着。山頂付近は冷たい風が通り寒い。さっそく避難小屋に入りなんとか席を確保して昼食休憩。外で食べている人も多い。
高見山山頂(1248.4m)
山頂にある高角神社(高見山は昔は高角山(たかすみやま)といったらしい)に参拝。
山頂展望台(避難小屋の上)より南方面の山々。遠くに台高山脈や大峰山脈の大普賢岳や山上ヶ岳、多分八経ヶ岳なども見えるようなので頑張って見るが、さっぱり分からない。高見山というくらい360°眺望がいいはずで、展望がきく日に山頂から四方の山を見てみたいと思った。三峰山に続く稜線もはっきり分かるはずだ。
山頂付近のすばらしい霧氷。今まで見た中で一番きれいだった。エビのしっぽもバッチリ。大大大満足だ!!!
12:50 山頂でゆっくりして下山開始。来た道を杉谷平野分岐まで戻り、そこからたかすみ温泉に下る。
14:30 高見杉(709m)まで一気に下る。
15:20 たかすみ温泉 (465m)に到着。4:00発予定のバスが次々運行していてすぐにバスに乗り込む。榛原駅着。
すばらしい霧氷を見られて大満足の山行だった。雪山の経験は乏しいが、この辺り三峰山や高見山は登りやすい山だと思う。毎年一度くらいは雪山のすばらしい景色にあいたいと思う。