近くの低山6座周回   吉川峠から青貝山→天台山→光明山→妙見山→天狗山→秋葉山

自宅から車で20分ほどで行ける能勢妙見山に一人でよく上っている。コースが多様で、コースを変えて歩くのは楽しい。自主トレにもなるありがたい山だ。                      今日(2024.2.24金)は、妙見山につながる低山を歩いてきた。豊能町吉川峠からスタートして、青貝山→天台山→光明山→妙見山→天狗山→秋葉山の6座を周回した。特別見どころはない。花の季節でもないが、低山周回の歩きが心地良くて、ブログに残したいと思った。

 

【コースタイム】

9:40 吉川峠(天台山・青貝山登山口282m)スタート ― 10:10青貝山(391.4m) ―11:50天台山(639.7m) ―12:20光明山(639m・昼休憩20分)―13:40妙見山(660.1m休憩15分)  →上杉尾根より下山→14:25妙見口秋葉山分岐―14:42天狗山(444m) ―15:05秋葉山(349m) ―15:20妙見山登山口 ―15:45吉川峠 (282m)

 

【歩行時間 約5h15m 休憩約0h50m】【歩行距離 12.3km】  【上り・下り896m 】

 

9:40 吉川峠(282m)をスタート。ここから正面まっすぐ進めば天台山尾根から妙見山。今回は右に進んで青貝山に周って天台山尾根に合流する。              ※すぐそこまで住宅地なので、この「吉川峠」というのはピンとこない感があるが、かつては吉川地区から長尾街道や余野街道方面への峠だったとのこと。四方向へ分岐している。

吉川峠を入ると静かな遊歩道が続く。近くの人たちの散歩コースだ。

9:55  遊歩道から山道に入って10分ほど歩くと青貝山への分岐になる。右、青貝山へ。        ※まっすぐ進めばトンボ池を経由して天台尾根に行くコース。トンポ池の周りにはいろいろな花が咲くようだ。まもなくミツマタの花が開く季節だ。

10:10 青貝山(391.4m)に到着。スタートして30分。すぐ下に豊能町ときわ台箕面森町の住宅が見えている。箕面森町にしばしば鹿が現れるというが納得だ。      広い山頂に三等三角点がある。

10:45 青貝山から30分ほど歩いてどちらに進むか迷ったところ。左方向が道なりで赤いテープがあるが、ヤマップ地図に助けられて右に進む。右に狭い道が続いて、少し進んでから尾根につながった。

10:52  尾根に上がったすぐのところに鉄塔。ここも少々分かりにくかったが、鉄塔をくぐった向こうがわに天台尾根に向かう道があった。

11:08 分岐(471m)。ここで天台尾根に合流。右方向に進み天台山に向かう。       ※ここでマウンティンバイクの若者3人とすれ違った。植林帯を通る緩やかなコースはマウンティンバイクやトレイルランなどが楽しめそうだ。

11:50 天台山に到着。電波塔があって分かりやすいが、山頂はこの裏側にひっそりある。

天台山(639.7m)。三等三角点あり。

天台山から光明山に向かって下ったところ。左は作業道。作業道には進まず、山道(まっすぐ)を進む。どちらでも府道4号線の車道に出る。

12:05 府道(府道4号茨木能勢線)に出た。光明山・妙見山の方向に府道を少し歩く。

50mほど歩くと右手に光明山への入り口がある。山道に入る。府道をそのまま歩けば妙見山山頂駐車場に行ける。府道にそって登山道があり、何度か横切ることになる。

12:20 入口から10分ほどで光明山(639m)に到着。ここで昼休憩。カップ麺を食べていたら息を切らして若者が通過。天台山まで走ってくるとのこと。どこから走ってきたのだろうと、あとで思った。20分ほど休んで出発。

12:48 光明山から妙見山方面に少し下ったところ。道なりに行ってしまいそうになったが、妙見山は左方向に戻るように進む。左の道に気づきにくくて間違えそうなポイントだ。

13:00 光明山を下って、再び府道に出た。ここもしばらく進むとすぐに妙見山に向かう入口がある(写真右)。

13:12  光明山終了し再び府道に出る。

府道妙見山に向かって少し進んだところが初谷コースの標識。もう少し府道を進んでから山道に入る。ここから少しの間急な上りだ。

急な上りを進むと大きな鳥居。妙見山日蓮宗のお寺だが、境内入口にも神仏習合の時代の立派な鳥居が堂々と構えている。

13:37妙見山山頂(660.1m)。4等三角点あり。

三角点すぐ横にある「星嶺」と呼ばれる信徒会館。                      ※妙見山は「北極星信仰の世界的聖地」「運命を見通す北極星の神様で、開運のご利益があります」とある。が、北極星信仰というのはよく分からない。

星嶺の展望台から西の方向に六甲山。東(左)の端が甲山。六甲山の後方は裏六甲、有馬三山の湯槽谷山か? この日は大阪湾から淡路島、関空から飛び立つ飛行機も見えた。

下山は、展望台から参道を下り、駐車場を横切って上杉尾根に進む。

14:00 駐車場の端から上杉尾根コース。下山開始。

14:20 上杉尾根の途中。展望ベンチ。ここからも西方向に六甲山がよく見える。

14:25 秋葉山妙見口駅分岐。ここで上杉尾根をはずれ天狗山→秋葉山の方向に進む。

広い尾根をゆっくり進んだところ。広くて方向を見失いそうになったが、小さな赤いテープ(青まる)の方向へ。ここから少し急な下り。

14:42 天狗山(444m)。ここも山頂らしくはない。

15:05 秋葉山(349m)。ここも山頂らしくない。

15:20 青葉山から15分ほど下って妙見山登山口。妙見山から上杉尾根~天狗山~秋葉山経由で下山終了。

下山あと、初谷コース登山口を経由して、車を停めている吉川峠(青貝山方面)に向かう。

ときわ台吉川峠までが長い。林道を上っていくのは終盤にはけっこう堪える。   山の中で春の花は見つからなかったが、この道できれいな梅の花を見ることができた。

15:45 下山してから35分。ようやく吉川峠に戻った。

 

妙見山の周りにある低山は、今まで何度かバラバラに歩いたことがあったが、今回こうしてつないで歩いたのが楽しかった。ちょっと迷いそうな所でコースを確かめながら進むのも楽しかった。格別見どころと言えるような所もなく地味なコースだが、小さなアップダウンがある、程よい距離をのんびり気分で歩けたのがよかった。今度は反対から歩いてみようと思う。