2022..2.12(土)奈良県と三重県の県境にある三峰山(1232m・日本三百名山)に行ってきました。霧氷・樹氷の美しさで有名な山で、以前から行ってみたいと強く思っていた山です。今回ようやくチャレンジしたものの、気象条件合わず。残念ながら霧氷を見ることはできませんでした。ブログのお題を堂々「霧氷の三峰山!!!」としたかったのに残念無念ですが、晴れわたる空の向こうにたくさんの山々を眺めながら、久しぶりに雪山を楽しんできました。
不動の滝コースで上り、新道コースをゆったり下ってきました。
【コースタイム】
9:20 みつえ青少年旅行村スタート ― 9:30不動の滝コース登山口 ―10:00不動の滝―
11:15避難小屋(小休憩) ―11:30三畝峠 ―11:45山頂(昼休憩30分)ー12:40八丁平―
13:15三畝峠/新道コース下山開始― 13:50新道峠 ―14:00新道コース登山口ー
15:00みつえ青少年旅行村
【歩行時間 4:30 】 【歩行距離 9.4km】 【上り800m 下り798m 】
8;15 近鉄大阪線榛原駅より奈良交通「霧氷号」に乗車。 ※三峰山麓の御杖村では「三峰山霧氷まつり」(1/22~2/20)が開催され、その期間榛原駅発みつえ青少年旅行村(登山口)まで直行バスが運行されます。 朝は8:15発。帰りは夕方4:00発のみ。人数制限はなく、乗客人数分のバスが出るので、立つ必要なく登山口まで快適にアクセスできます。片道1380円。
※帰り便 14:30発姫石の湯行きのバスもあり。これに間に合うよう下山すれば、温泉に寄ってから温泉発16:00のバスで榛原駅に戻ることもできます。
9:05 みつえ青少年旅行村(標高584m)に到着。
バス停からバスが来た方向に川に沿って少し戻り、橋を渡って登山口方向へ。
9:30 林道をしばらく歩いてここが登山口(583m)。右に入れば登尾コース。まっすぐ行けば不動の滝コース。不動の滝コースを進むことにしました。しばらく林道が続きます。
9:50 左に。ここから山に入ります。
杉木立の中、緩やかな坂。土曜日とあって登山者はとても多いです。
10:00 不動の滝(705m)。氷瀑は少ししか見られませんでしたが、立派な滝です。
10:10 不動の滝からしばらく上がったところ。ここでアイゼンを装着し小休憩。
ここからつづら折りの急登が続き、雪の量も増していきます。
11:15 避難小屋(1099m)に到着。中に入って小休憩。ここで登尾コースと合流します。
避難小屋からは緩やかな尾根道。
11:30 三畝峠(1183m)に到着。新道コースと合流。帰りはここから新道コースを下ります。
ブナの林を抜けて山頂へ。ここらあたり、霧氷があれば・・・。
11:40 御嶽山ビューポイント。遠くに冠雪の御嶽がくっきり!!! ラッキー!!!
11:45 山頂(1235m)に到着。
山頂より北方向に室生火山群の山々。1500万年前頃の火山活動によってできた山なみとのこと。左から2番目倶留尊山(くろそやま・曽爾村の最高峰1037m)。
山頂付近の木々の中でお昼休憩(40分)。天気が良くてゆっくり休憩できました。
12:40八丁平。雪も風もほとんどなく、南方向に広がる紀伊山地の山々をゆっくり眺めました。南西の方向に八経ヶ岳、釈迦ヶ岳、大台ケ原など。
13:15 三畝峠に戻りました。ここから新道コースで下ります。
13:25 少し下ったところ。西に尖った高見山が見えました。高見山は南北に広がる山で西・東からは尖った山に見えるようです。きれいな山容を見ることができました。
緩やかな雪道。新道コースは上る人も下る人も少なくとても静かで、ゆったり歩くことができました。とてもいいコース!!!
13:50 新道峠(1062m)。まだ雪は多いです。西に進めば白髪峠を越えて高見山です。
14:20 アスファルト道に出ました。(写真左)橋を渡ったところでアイゼンを外し、ここから2Km以上舗道を歩きます。
15:00 みつえ青少年旅行村に到着。バスまで時間があるので、少々買い物をしました。
大根とひの菜の漬物とお味噌。どれもとてもやさしいお味でした。
16:00発のバスを待つ人が集まり、バス停の前に並ぶ人が多くなった15:30分頃から帰りのバスが順次運行。15:30過ぎに2台目のバスに乗って予定より早く帰ることができました。奈良交通に感謝です。
今回は霧氷を見ることができなくて残念でしたが、風もなく快晴で、寒さにやられることもなく、ゆっくり周囲の山々の素晴らしい眺望を楽しむことができました。御嶽山まで見えたのは本当にラッキーでした。
ほかのお人のブログで素晴らしい樹氷や霧氷を見せていただくと、やっぱり見たい!!! 来年、寒さ覚悟でリベンジしたいです。