能勢町・三草山~長谷の棚田

2020年5月23日、大阪府能勢町兵庫県猪名川町の境にある三草山(564m)に登ってきました。豊かな広葉樹主体の雑木林と棚田が広がる里山風景をゆっくり楽しんできました。

 

【コースタイム】

11:00慈眼寺-11:25登山口 - 11:40ゼフィルスの森- 12:15山頂(昼休憩30分) - 12:45下山開始 - 13:00才の神峠 - 13:20長谷の棚田(休憩) - 14:10慈眼寺

 

【歩行距離】 6.5Km

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慈眼寺(じげんじ)からスタート。慈眼寺の駐車場に車を停めさせていただき、お参りしたあとスタートしました。(慈眼寺石垣横の道路にも数台分の駐車スペースあります)

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慈眼寺横の舗装道路を少し歩くと正面に三草山。丸みのあるやさしい山容です。

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11:05 慈眼寺から5分ほど。三叉路を左に進みます。ここからしばらく舗装された農道を進みます。


                 

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11:30 登山口。ここから山道に入ります。

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最初はこんな感じ。ゆっくり進みます。石が多く良い状態ではありませんが、少しの間です。

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11:40ゼフィルスの森。ゼフィルスとはミドリシジミ類の蝶のこと。豊かな雑木林に数多くのチョウが生息しているようです。大阪みどりのトラスト協会が雑木林の保全とゼフィルスの保護のためゼフィルスの森トラスト運動を展開されています。

(※2020年5月はコロナ感染防止のため活動休止中でした)

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ゼフィルスの森の様子。目にやさしい新緑の雑木林です。

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頂上に向かう最後の階段。

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12:15 三草山山頂に到着。おおさか環状自然歩道の案内板がありました。長谷の棚田に下ってから能勢の行者山~剣尾山に繋がっていくことがわかります。

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二等三角点がありました。山頂標識らしきものは見当たりません。

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展望の良い広々とした山頂です。南方面には遠く大阪平野が広がります。

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西方面。有馬富士・羽束山、大船山などが見えます。

広い山頂でお昼休憩して12:45才の神峠方面に下山開始。急な下りがしばらく続きます。

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 13:00 才の神峠。ここから長谷方面へ緩やかな広い山道を下ります。

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山道を下ったところ。スタート地点慈眼寺には右へ。長谷の棚田をゆっくり見ようと左に進みました

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13:20 長谷の棚田。「日本の棚田百選」に選ばれる素晴らしい風景です。

 

しばらく棚田を眺めてから、慈眼寺方面に戻り、30分ほどで慈眼寺に到着(14:10)。

柔らかな山容と広々した山頂。山頂から見る北摂の山々。里の棚田風景。とてもゆったりした気分で山ゆきを楽しむことができました。
。 

北摂山地 剣尾山~横尾山を歩く

2020年3月20日豊能郡能勢町にある剣尾山(関西100名山・大阪50山・784m)から横尾山(785m)を歩いてきました。剣尾山は大阪と京都の国境に位置し、山頂からは四方に広がる北摂山地の山々、遠くは京都愛宕山六甲山地を眺望することもできます。

【コースタイム】

 8:00登山口―8:25行者山-9:25剣尾山(休憩15分)-10:25横尾山-11:00 21世紀の森頂上広場-11:25ひと休み峠-11:35水辺の広場-11:45登山口

【歩行距離】8.5km

f:id:SMPPIE:20200327113108j:plain登山口近くのマスつりパーキングに駐車。駐車料金100円。近くにトイレもあります。

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駐車場の案内板。能勢の里温泉の無料駐車場の案内もあります。

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8:00駐車場上がってすぐに行者山~剣尾山への登山口。「右是より行者道」の石柱があります。ここから行者山~剣尾山~横尾山に向けてスタートです。

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登山口からすぐに始まる木段を上ります。登り始めなのでけっこうきつく感じますが、長くは続きません。

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行者山は古くから修験場で、行場だったと思われる巨岩、奇岩が数多く見られます。

本来の登山道から毛抜塔の方へ、巨岩を巡ることにしました。

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             毛抜岩・毛抜塔

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               胎内くぐり

巨岩を巡り、わずかに残る踏み跡をたどりながらヤブ道っぽい斜面を登ります。やや急ですべりやすい登りですが、まもなく本来の登山道に合流します。

※「行場巡り」コース案内があることを後から知りました。コースに沿って進めばもっとたくさんの巨岩(行場)を見ることができたはずで残念でした。もう少し歩きやすかったかもしれません。

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 8:25 本来の登山道を少し戻って行者山山頂(469m)。登山道の途中に標柱があり、山頂の感じがしません。

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行者山からは歩きやすい尾根道を進みます。ゆったりハイキング気分です。倒木もほとんど見られません。

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岩陰地蔵と六地蔵。ここを左に入って剣尾山 に向かいます。

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月峯寺(ゲッポウジ・594年創建)本堂跡地。剣尾山が古くから栄えていたことを伝えます。

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9:25 剣尾山山頂(784m)。

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山頂から東、京都方面に愛宕山、北西に多紀連山、南遠くに六甲山系の眺めが広がります。360度素晴らしい眺望です。この日は少しぼんやりした空模様。

15分ほど休憩して横尾山に向かいました。

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10:25 横尾山(785m)山頂。二等三角点がありました。f:id:SMPPIE:20200404121929j:plain

横尾山を過ぎ少し歩いてから左に下ります。右に鹿よけのネット、左にはロープがついています。ここから急な下りが続きます。

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 11:00 21世紀の森「頂上広場」。さわがに広場への下りが危険なようなので、そのまま「ひと休み峠」に向かって下ることにしました。 

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 11:25ひと休み峠。ここから水辺の広場に下ることにしました。

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11:35水辺の広場に下りてきました。広場前は岩谷ダム。水辺を横切って林道に出ることができます。

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11:40エボシ岩。林道からすぐにあります。巨大な岩に不動明王が刻まれていました。

11:45 スタートした登山口に下山。

 

8時にスタートして午前中には下山できました。剣尾山は全体に歩きやすく、頂上は眺素晴らしい眺望が広がります。剣尾山から横尾山を経る下山道は急な下りや大小の岩を踏みながらの下りもあり変化にとんだコースでした。

なにより魅力なのは、行場に利用されたとされる巨岩の数々。今回は知識乏しく全部を回ることができませんでした。次に登るときは行場巡りを楽しみたいと思います。




 

 

丹波高地 大野山∼岩めぐり

2020年3月18日、丹波篠山にある大野山(ふるさと兵庫50山・753m)に登ってきました。山頂で四方に広がるすばらしい山なみを眺め、岩めぐりを一巡。おもしろいコースをのんびり楽しみました。

【コースタイム】

10:15西軽井沢バス停付近スタート-11:35大野山山頂-12:00天文台広場(昼休憩)-12:30岩巡りコース(12:30~13:40)-14:10大野山山頂付近に戻って下山-15:20軽井沢バス停着

 歩行距離  9.2km

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 西軽井沢バス停。道路脇の広いスペースに駐車させていただきました。

 

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バス停向かいに登山口の標識。ここからしばらく幅狭めの舗道を歩きます。

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 別荘地の名残を残すエリアをぬける。湿気が多いのか苔が生えた岩が多く見られます。

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 概ね緩やかな上り。大野山にも倒木が多い。

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稜線に向かう最後の登り。画像で見るよりやや傾斜あります。

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 11:20 稜線に出て「山頂まで600m」の標識。ここからは平らな道。

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11:35 大野山山頂着。向こうに天文台。四方にすばらしい山なみが見えます。

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三等三角点ありました。

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大野山付近は「大野アルプスランド」として、キャンプや星空観望、岩めぐりハイキングなど様々な楽しみ方ができるスポットです。(天文台はコロナウィルス感染予防のため2020,3,31まで閉鎖中)

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ゴミ放置問題によるキャンプ場閉鎖のお知らせ。とても残念です。

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12:00 天文台広場で昼休憩。360度の展望を楽しめます。

北方面 多紀連山。中央に御岳・左側西ヶ嶽・右側小金ヶ嶽。

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 南西方面。奥右手が大船山。その左後方にうすく頭を出しているのは羽束山山頂部分。

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12:35岩巡りスタート。岩めぐりコースでは面白い形をした巨岩をたくさん見ることができます。ゆっくり歩いて1時間程度。

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                 大夫婦岩 

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             カメレオン岩

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               鯉の滝登り岩

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                太鼓岩

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13:50岩めぐり終了。車道に出て大野山付近(避難小屋前)に戻る(14:10)

登った道をピストンで下山、西軽井沢バス停に戻る。15:20



       

 






 

箕面の森 天上ヶ岳~堂屋敷~鉢伏山

2020年3月11日箕面の森 天上ヶ岳~堂屋敷~鉢伏山を歩いてきました。

【コースタイム】

10:00箕面ビジターセンター(政の茶屋) -自然研究路3号線- 11:10天上ヶ岳-11:30堂屋敷- 11:50エキスポ90みのお記念の森-12:00展望塔(昼休憩)12:25発-13:00鉢伏山-13:15みのおH4(分岐)-自然研究路6号線-13:40 箕面H8-箕面川ダム-14:30長谷橋-14:45箕面ビジターセンター

【歩行距離】9.2km

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10:10箕面ビジターセンター(政の茶屋)に車を停めて出発。

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駐車場のはしに登山口。自然研究路3号線を上がります。最初は上りが続きます。

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10:25 自然研究路2号線(百年橋から箕面大滝方面)との分岐。まっすぐ箕面自然歩道(五月山方面)を進み天上ヶ岳を目指します。f:id:SMPPIE:20200406205134j:plain

 11:05 天上ヶ岳への分岐。天上ヶ岳への案内標識がないので通り過ぎてしまいそうですが、コース標識の下に小さなプレート。マジックで「天上ヶ岳→」とありました。どなたか取り付けてくださった方に感謝です。

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 11:10 分岐から100mほど下って天上ヶ原頂上(500m)。山頂標識らしきものは見当たらず。りっぱな役行者の像とお墓がありました。

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登山道(分岐)に戻って先に進むとやや広い植林体につき当たり、畑?のフェンスが見えます。それを目安にフェンスに沿って右に進みます。

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11:30 登山道を少しずれて分け入ったところに堂屋敷(553m)のピーク。登山道を少しずれるだけなのに分かりにくい!!! 三等三角点がありました。

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  木立の向こうに鉄塔が見えます。鉄塔を目指して下ると登山道に戻れます。

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鉄塔から急な階段を激下りすると車道に出ます。

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11:50 車道をしばらく歩くと「エキスポ90みのお記念の森」の入口に到着。中を通ることにしました。(登山道は記念の森のまわりについています)

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12:00 記念の森の中にある展望塔へ。(ここで昼休憩25分)見晴らし良好。危険個所があるらしく、展望塔に上がるのは禁止。展望塔からの眺めを楽しむことはできませんでした。ここを反対側に下りて鉢伏山を目指します。(記念の森の中。途中にトイレあり)

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13:00  鉢伏山山頂(604m)。広々した山頂です。

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13:15 山頂からもとの登山道を20分ほど戻ると自然研究路6号線との分岐(H4)に出ます。6号線を下って、箕面川ダムを目指します。

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13:406号線を下ったところ。府道4号線(茨木能勢線)に出合います。

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途中でネコノメソウをみつけました。

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13:45 箕面の森案内板。H8が現在地。6号線から箕面川ダム沿いの道(F3→F2→F1)を通って長谷橋に向かいます。

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F2から見る箕面川ダム。

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14:30 長谷橋。自然研究路7号線入り口。長谷橋から箕面川ダム沿いに市道箕面五月山線の車道を通り、途中で3号線に合流。そこから箕面ビジターセンターに向かって下ります。

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14:45 箕面ビジターセンター駐車場に下山。

 

天上ヶ岳~堂屋敷~鉢伏山は1日のんびり山歩きをするに程良いコース。登山道はよく整備されていて迷うこともありません。箕面の森のたくさんあるハイキングコースをもっと歩きたいと思いました。