北摂山地 剣尾山~横尾山を歩く

2020年3月20日豊能郡能勢町にある剣尾山(関西100名山・大阪50山・784m)から横尾山(785m)を歩いてきました。剣尾山は大阪と京都の国境に位置し、山頂からは四方に広がる北摂山地の山々、遠くは京都愛宕山六甲山地を眺望することもできます。

【コースタイム】

 8:00登山口―8:25行者山-9:25剣尾山(休憩15分)-10:25横尾山-11:00 21世紀の森頂上広場-11:25ひと休み峠-11:35水辺の広場-11:45登山口

【歩行距離】8.5km

f:id:SMPPIE:20200327113108j:plain登山口近くのマスつりパーキングに駐車。駐車料金100円。近くにトイレもあります。

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駐車場の案内板。能勢の里温泉の無料駐車場の案内もあります。

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8:00駐車場上がってすぐに行者山~剣尾山への登山口。「右是より行者道」の石柱があります。ここから行者山~剣尾山~横尾山に向けてスタートです。

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登山口からすぐに始まる木段を上ります。登り始めなのでけっこうきつく感じますが、長くは続きません。

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行者山は古くから修験場で、行場だったと思われる巨岩、奇岩が数多く見られます。

本来の登山道から毛抜塔の方へ、巨岩を巡ることにしました。

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             毛抜岩・毛抜塔

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               胎内くぐり

巨岩を巡り、わずかに残る踏み跡をたどりながらヤブ道っぽい斜面を登ります。やや急ですべりやすい登りですが、まもなく本来の登山道に合流します。

※「行場巡り」コース案内があることを後から知りました。コースに沿って進めばもっとたくさんの巨岩(行場)を見ることができたはずで残念でした。もう少し歩きやすかったかもしれません。

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 8:25 本来の登山道を少し戻って行者山山頂(469m)。登山道の途中に標柱があり、山頂の感じがしません。

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行者山からは歩きやすい尾根道を進みます。ゆったりハイキング気分です。倒木もほとんど見られません。

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岩陰地蔵と六地蔵。ここを左に入って剣尾山 に向かいます。

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月峯寺(ゲッポウジ・594年創建)本堂跡地。剣尾山が古くから栄えていたことを伝えます。

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9:25 剣尾山山頂(784m)。

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山頂から東、京都方面に愛宕山、北西に多紀連山、南遠くに六甲山系の眺めが広がります。360度素晴らしい眺望です。この日は少しぼんやりした空模様。

15分ほど休憩して横尾山に向かいました。

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10:25 横尾山(785m)山頂。二等三角点がありました。f:id:SMPPIE:20200404121929j:plain

横尾山を過ぎ少し歩いてから左に下ります。右に鹿よけのネット、左にはロープがついています。ここから急な下りが続きます。

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 11:00 21世紀の森「頂上広場」。さわがに広場への下りが危険なようなので、そのまま「ひと休み峠」に向かって下ることにしました。 

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 11:25ひと休み峠。ここから水辺の広場に下ることにしました。

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11:35水辺の広場に下りてきました。広場前は岩谷ダム。水辺を横切って林道に出ることができます。

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11:40エボシ岩。林道からすぐにあります。巨大な岩に不動明王が刻まれていました。

11:45 スタートした登山口に下山。

 

8時にスタートして午前中には下山できました。剣尾山は全体に歩きやすく、頂上は眺素晴らしい眺望が広がります。剣尾山から横尾山を経る下山道は急な下りや大小の岩を踏みながらの下りもあり変化にとんだコースでした。

なにより魅力なのは、行場に利用されたとされる巨岩の数々。今回は知識乏しく全部を回ることができませんでした。次に登るときは行場巡りを楽しみたいと思います。