丹波篠山市 筱見四十八滝~八ヶ尾山に登る

2021年4月22日(木)、丹波篠山市多紀連山の東、八ヶ尾山(はちがおやま・677.6m)に登ってきました。筱見(ささみ)四十八滝周回コースから八ヶ尾山に登り、つまご坂登山口に下山。そこからスタート地点(筱見四十八滝キャンプ場)まで峠を越えて帰りました。

歩きごたえたっぷりの、すばらしいコースでした。

【コースタイム】

9:00 筱見四十八滝キャンプ場スタートー(滝めぐり)ー9:50滝めぐり終了ー10:35分岐ー    

11:50西ノ峰―12:10山頂(昼休憩)-13:00下山開始ー13:50つまご坂登山口ー   

14:00弁天池ー14:40峠ー15:20筱見四十八滝キャンプ場

 【歩行距離】7Km  【歩行時間】5時間

 

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筱見四十八滝キャンプ場入口。ここに車を停めてスタート。

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筱見四十八滝の案内板。「多紀アルプスからの渓流が巨岩・奇岩の間を縫いながら多くの滝をつくっています」とあります。滝めぐりは岩場、鎖場、急な登りが多い変化にとんだコースでした。滝めぐりと言えど、靴など山登りの心づもりをして行かないとちょっと厳しそうです。

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9:00 スタート。滝は八つで、八つの滝が始終(四十)流れているので四十八滝とのこと。

しばらく杉木立の中を進みます。

f:id:SMPPIE:20210427224832j:plain①手洗いの滝 

※多紀連山は古くから修験道場。修験道表ルートが筱見四十八滝から峠山~小金ヶ岳を経て御岳の行者堂へ続く道で、修験者はここ筱見四十八滝で水行してから出発したようです。

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②弁天滝(下) ③肩ヶ滝(上) 

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9:10 多紀連山縦走ルートの標識。この辺りから急な登りになってきました。

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9:15 ④長滝。全長33mとのこと。

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この辺りけっこうきつい斜面。あちこちに鎖やロープあり。滝めぐりは巨岩やゴロゴロした岩が多いコースです。

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ミツバツツジがまだ咲いていました。

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⑥大滝 水量が多い日はもっと迫力ありそうです。

※この前に⑤シャレ滝を見たはずなのに写真がありません。

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9:50 下⑦二の滝 上⑧一の滝  ここで四十八滝は終了。

 

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まだまだこんな大きな岩場があります。

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途中にこんなにきれいな花。名前が分かりません。

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10:05 「周回コース→」の標識。ここを右方向に少し下って進みます。
※要注意 「周回コース→」の標識がまっすぐに向いているせいか、最初やや左方向に上がってしまいました。岩の多い急な登りながら道らしい踏み跡やテープもあり、疑いもせず進んでいたのが、10分ほど上がったところで道が怪しくなり結局ここに戻りました。ここで右方向に進む方と出会って進路修正。20分程ロスト。

10:25  「周回コース→」に戻り右方向へ。

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歩きやすい道になりました。進む方向に沿ってロープ。「←登山コース」の道標。安心します。

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10:35 岩場が多かった急峻な登りから一変。新緑がきれいな自然林に出ました。ここが周回下山コース・多紀連山縦走コース(西方面)と八ヶ尾山(北東方面)への分岐。

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分岐の道標の裏に小さな「←八ヶ尾山」の標識。

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要所要所に小さな標識。四十八滝巡り周回コースの看板は沢山ありますが、八ヶ尾山に向かう標識はどなたかの手作りのみ。「←八ヶ尾山 左は峠山より御岳へ」(ここもこの標識がなければ迷いそうなところです)など。とてもありがたいです。

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11:00しばらく尾根道を進みます。右手に多分サルガイチ山。

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11:50  ここまで少しずつ上り下りや岩場を繰り返しながら、ようやく西ノ峰に到着。

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西ノ峰近くに終わりかけのヒカゲツツジがたくさん残っていました。一週間前だったらもっとあちこちで満開を見られたところ。少々残念ですが、見られてよかった!!

 

12:10 八ヶ尾山山頂到着!!! 山頂は360°のすばらしい眺望!!! 広い山頂です。

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(左)三等三角点。なぜか角が削られています。(右)八ヶ尾水分神社の石祠。

f:id:SMPPIE:20210429124445j:plain西方に多紀連山 峠山・小金ヶ嶽・御嶽

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東方には雨石山、櫃ヶ岳

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南方面には弥十郎ヶ嶽。遠くには大船山など。

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13:00 山頂でゆっくり休憩してから八ヶ尾つまご坂登山口(南方面)に向けて下山開始。

下山口の標識が見当たりませんが、真南の方向に下る細い道(目立ちません!!)があります。小さなテープ(赤〇の所)があり安心して進みました。

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道は分かりやすいですが、きつい下りです。

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13:50 つまご坂登山口に到着。車道に出ましたが、筱見四十八滝キャンプ場に戻るにはこれから弁天池を経由して峠越えをしないといけません。下ったところを右(西)方向に進みます。

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つき当たりが弁天池。弁天池に登る階段

f:id:SMPPIE:20210429135302j:plain14:00  弁天池。新緑が池に映りとてもきれいでした。弁天池の左側から、池を右に見ながら進みます。

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倒木の多い谷道を峠に向かいます。道は分かります。

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14:40 峠に出ました。左右に道が通っていますが、峠の向こうに下って行きます。木にテープ(青〇)。助かります。ここからは分かりやすい道を下って行きます。

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15:10 下ってきました。前方にビニールハウス?のような施設。

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 右手にビニールハウスと今下ってきた山を見ながら、車道をキャンプ場に向かいます。

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15:20 筱見四十八滝キャンプ場に戻りました。


滝あり、岩場あり、急登・急下りあり、山頂は360°のすばらしい眺望。はじめから終わりまでとても変化にとんだ魅力的な山行を楽しむことができました。






 

 


 

 

残雪の氷ノ山  

2021年4月19日(月)兵庫県鳥取県の県境にある氷ノ山(1510m・日本200名山・別名須賀ノ山)に登ってきました。

氷ノ山は「氷ノ山後山那岐山国定公園」に指定され、「秘境100選」にも選ばれている自然豊かな山です。周囲の山脈の展望もみごとでした。久しぶりの1500mの山で、上りも下りも山の大きさを実感しました。春が早く温かい年なのに、前日に降雪。雪と雪解けのぬかるみに苦戦しながらストック頼りに(アイゼンなしで)なんとか歩いてきました。思いがけず雪山を楽しむ??こともできました。

【コースタイム】

10:10 福定親水公園駐車場スタート~(10:25~11:03 28曲がり)~11:10地蔵堂ー12:10 氷ノ越(休憩10分)ー13:40山頂(昼休憩30分)ー14:10東尾根方面へ下山スタートー15:00 神大ヒュッテー16:20東尾根休憩小屋ー16:40東尾根登山口ー17:20福定親水公園駐車場

【歩行距離】10.2Km  【歩行時間】6時間30分

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10:10 福定親水公園駐車場をスタート。トイレ(奥の建物)の裏が登山口です。

兵庫県丹波方面から国道9号線~但馬アルペンロードを通り福定親水公園へ。公園入ってすぐに広い駐車場がありますが、できるだけ奥に(1kmくらい?)進むとここに来ます。ここが登山口に一番近い駐車場です。10台ほど。休日はすぐにいっぱいになりそうです。

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案内看板。右地図赤ライン(加筆しています)が本日のコース。氷ノ越コースを上がり、
東尾根コースを下ります。

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10:15登山口 すぐ上にキャンプ場。まだ桜がきれいでした。

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山に入っていきます。

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10:25 歩き始めて間もなく28曲がりの始まり。ここから30分程、ジグザグのきつい登りです。

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坂道脇のイワカガミ。一つだけ花を見つけました。氷ノ山は四季を通してたくさんの花が見られるようですが、花はまだまだこれからが本番のようです。

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布滝
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不動滝。別名「くの字滝」を少し遠くから眺めます。きつい登りを滝を見ながらゆっくり進みます。

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11:03 曲がり坂終了。ここから緩やかな上りになります。

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11:10 地蔵堂。ここまで約1時間。

兵庫県出身の登山家加藤丈太郎氏(小説「孤高の人」のモデル)は兵庫県鳥取・岡山の県境の山脈を兵庫アルプスと呼び、氷ノ山は兵庫槍と名付け繰り返し登ったとのこと。1932年3月の氷ノ山・陣鉢山・三ツガ谷山行の時にこの地蔵堂に泊まったとの記録が残されています(加藤丈太郎著「単独行」)。陣鉢山、三ツガ谷鉢山、三ツガ谷

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11:40 この辺りから残雪あり。この時は前日の降雪を知らなかったので残雪の多さに戸惑いました。歩きにくくなりました。

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この辺りで氷ノ山が見えてきました。

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12:10氷ノ越に到着。この横に避難小屋があります。ここで少し休憩。

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避難小屋の窓から見える鉢伏山

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13:00 氷ノ越から山頂へ。県境の尾根道。道はぬかるんでいますが緩やかな上りが続きます。山頂の小屋が見えてきました。が・・・まだまだ遠い。                                   この辺りで出会った方から前日に雪が降ったことを聞きました。残雪の多さと雪のやわらかさに納得。

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13:10 雪がたくさん残っています。ここからまだ30分かかるとは思えません。

                                         (写真右)13:35 山頂手前。最後の階段(けっこうきつい)

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13:40 山頂到着。一等三角点がありました。 昼休憩(30分)  風もなく暖かい山頂でした。

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山頂はみごと360°の展望です。方位版。周囲に見える山名が書いてあります。    写真右。水色の囲み右は鉢伏山。左は大山。天気が良ければ西には大山も見えるようです。   

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北、東寄りの方向に鉢伏山

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14:10 東尾根方面に下山開始。しばらく平坦な山頂大地を進みます。

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14:30 古千本杉。この辺りは広くて道が分かりません。人(多分今日ここを歩いたのは上り1人、下り1人)の足跡を頼りに進みます。緩やかな下りながら、雪解け水と雪で道がぬかるんでいて、滑ったり穴にはまったり。気を付けながら下りました。

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15:00 神大ヒュッテ(標高1320m)。ここから急な下りが少しあります。

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15:50 一の谷休憩所(1140m)。このあたりからようやく雪がなくなり、歩きやすい山道になりました。写真右杉林。雪の重みからか、幹の根元が一様に曲がって伸びています。

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16:20 東尾根休憩小屋(標高1000m)。

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東尾根登山口方面へ。ここからは木階段が多い急な下り。登山口まで1km足らずですが、登りはかなりきつそうです。
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16:40 東尾根登山口に下山(標高800m)。ここからは豊かな自然林に囲まれた車道を、北に鉢伏山など眺めながらスタート地点に戻ります。

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17:20 福定親水公園駐車場に戻りました。

思いがけない残雪の多さに苦戦しながらも、予定のコースを歩くことができました。

初めての氷ノ山でしたが、周囲の山脈の展望とブナなど広葉樹の自然林がすばらしくて、今度は秋の紅葉シーズンに登りたいと思いました。

 

 






 

桜満開 能勢ありなしの道~黒川桜の森へ

2021年3月31日(水)、能勢町ありなしの道から黒川桜の森を歩いてきました(ピストン)。例年より随分早い桜が散ってしまわないうちに見ておこうと、能勢町野間の大けやきからありなしの道を歩いて黒川桜の森へ。エドヒガンや山ざくらが満開でした。

昨年秋に歩いた大堂越から妙見山を巡るコース(2020.12.09ブログ)を辿って、妙見山の桜も楽しみたかったところ、都合がつかず。午前中に急いで黒川桜の森だけ楽しんできました。

【コースタイム】

   8:40 野間の大けやきスタートー9:20ありなしピークー 9:40桜の森(散策・休憩30分)-

 ー10:50野間の大けやき

 【歩行距離】6km 【歩行時間】1:40

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8:40 野間の大けやき駐車場からスタート。駐車場の桜(ソメイヨシノ)も満開です。

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3月末の野間の大けやき。新芽が出ていますがまだまだこれからです。

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ありなし橋(野間川)を渡ったところがありなしの道の入り口。分かりやすい道をすすみます。

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途中でミツバツツジと山桜が一本。ありなしの道にはほとんど花は見られません。

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9:20 ありなしピーク(366m)。三等三角点があります。ここから桜の森を目指して下ります。

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9:40 桜の森 。みごとなエドヒガンです。

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桜の森のシンボルツリー。微笑み桜と名付けられたエドヒガン。満開でした!!!

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国道477号まで上がって国道から桜の森を眺めました。

10:10 ここから来た道を駐車場まで戻りました。

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10:50 駐車場に戻りました。駐車場の枝垂れ桜。まだつぼみです。

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帰りに近くの「能勢けやきの里」に寄って野菜を少々買って帰りました。 茎ブロッコリーにシイタケ、たかのつめ、酢。どれも美味しいです。

 

 

 

 

豊能町 鴻応山を歩く

2021年3月20日(土)、豊能町の鴻野山(こうのやま・678.7m・大阪50山)に登ってきました。昔コウノトリが生息していたことから名づけられたとのことです。

豊能町観光課発行の「散策&ハイキングマップ」に牧公民館から3.5km、約1時間30分とあります。今回は牧地区から登り、山頂へ。下山は寺田集落に向かって下り、途中で少々登り返してからスタート地点の牧地区に戻りました。あまり登る人がいないような地味な山ですが、行ってみれば概ね道があり、緊急通報ポイントもあります。

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豊能町木代から見える鴻応山。

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【コースタイム】

8:15スタートーー8:35緊急通報ポイント1ー9:00ポイント5(寺田登山口からの道と合流)-

9:25ポイント6ー9:30山頂(休憩15分)-9:50ポイント6(寺田方面に下る)-10:30寺田集落ー

10:45 再度ポイント5(寺田登山口方面に下山)ー11:25ゴール

【歩行距離】6.5km   【歩行時間】2:50   

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 8:15  ここは国道423号線沿い亀岡市西別院町。卵かけご飯が美味しい「弁天の里」、新鮮な葉酸卵や野菜を販売している「みずおファーム西別院店」が併設。ここの広い駐車場(右)に車を置かせていただいて出発。(帰りに買い物をします。すみません)

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すぐの所に大阪府京都府の境界。ここから大阪府豊能町です。

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駐車場から豊能町方面に300mほど行ったところ。ここを左に入ります。

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「みんなの牧♡里プロジェクト‐年間チャレンジャーの畑」の看板。のどかな里の風景。土・日には畑をする人の姿があります。

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8:35 「鴻応山」の道標がありました。道なりに進むとすぐの所に緊急通報ポイント「鴻応山1」の標識。豊能町の主だった山には、豊能町防火協会・観光協会による緊急通報ポイントの標識が立っています。山を歩くのにとても助かります。

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8:35 防獣柵があります。しばらく行くとポイント3。ここを左に入ります。ここから山道です。

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8:55 ポイント4。右の木の低い所に「鴻応山→」の小さな道標があります。前回はこれを見逃して直進して杉林の中で少し方向を迷いました。これを見逃さなければ、概ね道をたどって進むことができます。大切な目印。見逃さないように要注意です。

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9:00 ポイント5。尾根に出ました。ここで寺田登山口から上がってくる道と合流します。足元に壊れた標識があります。左に進みます。歩きやすい尾根道です。

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9:05  歩きやすい尾根道を進んでいくと、テープが3本巻いてある木を発見。道なりに進めば直進するところですが、少し進んでから道がおかしいので戻りました。直進せず、ここを右方向に進みます。

※道はまっすぐ進んでいるので直進したいところです。要注意。

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9:25 少しの間笹道を通り、次の尾根に出ました。ポイント6.

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9:30 山頂に到着。山頂からの展望はなく残念です。

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 三等三角点がありました。 少し休憩してすぐに下山開始。

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9:50登ってきた道をポイント6まで戻り、そこから寺田方面に下ることにしました。道ははっきりしていませんが、テープがたくさんあります。踏み跡とテープを頼りにしばらく下ります。

f:id:SMPPIE:20210327211025j:plain9:55 分かりやすい道に出ました。しばらく歩きやすい道を進みます。

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10:30 寺田方面に下って、ここから再びポイント5に戻ることにしました。方向と道はだいたい分かります。ここで、初めて鴻応山に登る人に出会いました。白の〇印。

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10:45 ポイント5に戻りました。ここから牧方面ではなく、寺田登山口に下ります。

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寺田登山口に向かう道。倒木が道をふさぎ歩きにくいですが、道は分かります。

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10:50  笹道に出ました。※笹道に入る所が目立たないので間違えそうです。要注意。

   途中少しの間、笹藪のような道で歩きにくいですが、踏み跡があり進めます。

   しばらく行くと広い道に出ます。

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11:05 寺田集落が見えてきました。

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すっかり春らしくなりました。レンギョウ沈丁花、ボケの花。オオイヌノフグリヒメオドリコソウ。桜はもう少し。まだ咲いていませんでした。

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11:20 国道423号に戻りました。

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11:25 みずおファームに到着。店の前にもたくさんの車。

大好きな納豆や栗どらやき。野菜など購入。(駐車ありがとうございました)

 

概ね道はありますが、ちょっとした見落としで藪漕ぎも。

道を外れやすい所も何か所かあります。細かな標識を見落とさない事と、磁石や地図アプリなどで方向や場所を確認できる方がいいと感じました。

 






 

 

 






 

豊能町 高山地区から戸知山へ

2021年2月25日(木)、豊能郡豊能町にある戸知山(625m)に行ってきました。

戸知山は、昨年コロナ自粛が始まり遠出ができなくなった頃に、初めて登った地元の山です。豊能町観光課の「散策&ハイキングマップ」に高山右近生誕の地、豊能町高山地区の住吉神社から約3km・1時間とあります。昨年は簡単な地図を頼りに出かけ、途中で道を探しさがし、なんとか頂上に到着。もう一度ちゃんとルート確認したいと思っていました。

歩く人は少ない様子ですが、概ね道はあります。今回は「緊急通報ポイント戸知山」の看板と所々のテープ、昨年の記憶を頼りに迷わず楽しんで歩いてきました。

 

【コースタイム】

10:30住吉神社―10:40登山口―11:00ポイント11-11:25鉄塔(ポイント12)-11:45山頂‐12:00下山開始ー(途中昼休憩30分)-13:15ポイント5ー13:40高山マリアの墓―13:50下山(府道)

【歩行距離】5.7Km   【歩行時間】2.5時間 

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10:20 国道423号線金石橋交差点から府道4号線に入り、住吉神社付近の道路脇スペースに駐車してスタート。

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府道4号線から住吉神社への入り口。

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10:30 住吉神社。なんと境内の杉の木の下に四等三角点があります。住吉神社から右手にきれいな棚田を見ながら(写真を撮り忘れました)道なりに進みます。

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住吉神社から200m程進んだところ。ガードレールの手前を左に入ります。標識がなくて、まっすぐ進んでしまいそうなので要注意。

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左に入ってすぐを右に上がったところに「ふるさと協力隊」(写真左)の看板あり。作業中の方からワイナリーを作っているところだと伺いました。

10:40  登山口。「ふるさと協力隊」看板から10mほどの所に、ここも見落としてしまいそうな標識「戸知山→」(写真右)があります。ここから山道に入ります。

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杉林の中を歩きます。道は概ね分かります。緊急通報ポイント(写真右)や木についたテープを確認しながら、安心して進めます。

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10:50 ポイント6。ここから少しだけ笹に囲まれた道を進みます。

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10:55 ポイント7。ここで右に入ります。小さな標識を見落としてまっすぐ進まないよう注意。

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分かりやすい道を進みます。途中、こんな所に廃棄されているキャタピラー(写真中)。

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11:10 ポイント11。ゴルフ場(茨木高原カンツリー倶楽部)のフェンスまで来ました。ポイント11からはゴルフ場に沿って左方向に進みます。道はだいたい分かります。

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11:25 ポイント12。鉄塔に出ました。昨年はここから迷いました。鉄塔右方向にあるテープを頼りに進行。

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鉄塔から100mほど進むとゴルフ場のフェンスが見えてきました。

地図を見ると戸知山は茨木高原CCの北のはしの辺りに位置しています。昨年は迷いながら、ゴルフ場のフェンスをたどって何とか到着。堰堤のような壁面を右に見ながら向こう側に渡り、フェンスを右手に見ながら進みます。倒木もありますが、概ね道がついています。

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11:40 ポイント14。この辺りから低い笹野原。フェンスに沿って進めばすぐに山頂です。

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11:45 ポイント15。ここが山頂です。周囲よりほんの少しだけ盛り上がっていますが、山頂標識は笹の中に隠れていて、山頂を見逃すところです。

※ポイント14からフェンスに沿って少しすすみ、左手にポイント15と大きな松の木。右に鉄塔(ゴルフ場内)。送電用の鉄塔ではなく、蓄電設備とありましたがよく分かりません。形が送電用の鉄塔と違うので、戸知山の目印になります。下山途中、途中からでも見えていることが分かりました。

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こんな鉄塔です。   山頂標識は笹の中にひっそりと。三角点はありません。残念。
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山頂より西方面がよく見えます。豊能町の街並みと、向こうに見えるのは猪名川町方面??の山々。山名を特定できず残念です。

12:00 下山開始。途中まで来たルートを戻ります。途中で昼休憩(30分)

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13:10 ポイント6に戻りました。ここから山頂横の鉄塔が見えました。中央。

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13:15 ポイント5から「マリアの墓」方面に下山することにしました。分かりやすい道です。マリアの墓への標識も要所にあります。

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13:40 高山マリアの墓。
※高山地区はキリシタン大名としても知られる高山右近の生誕地。高山マリアというのは個人を指すものではなく、江戸時代中期頃、キリスト教禁止令後高山地区に最後まで残ったキリシタンの夫婦(2組)の墓と伝えられているようです。

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 13:50府道に戻りました。

※「マリアの墓」から府道に戻ってから、ここが「戸知山ポイント1」で、「戸知山登山口」の標識もあることに気づきました。ここから「マリアの墓」方面に上がる方が一般的なようです。昨年も今回も豊能町観光課「散策&ハイキングマップ」を頼りに住吉神社スタートで歩きましたが、今度はここからも登ってみたいと思いました。

 

住吉神社から約1時間。程よい距離をゆったり歩くことができました。

高山地区にはたくさんの史跡があり、明ケ田尾山という山もあり、楽しむことのできるスポットです。








 

北摂・竜王山(茨木市)~竜王山自然歩道を歩く

2021年2月13日(土)、竜王山に登ってきました。竜王山は全国各地にたくさんありますが、こちらは茨木市にある標高510mの山です。東海自然歩道が通り、周辺には安心して歩ける茨木市北部の自然歩道もたくさんあります。自宅から車で15分ほどで登山口に行けるので、ちょっと歩きたい時に度々訪れます。忍頂寺バス停近くの登り口から30分ほどで山頂に到着。山頂には立派な展望台があり、天気が良ければ茨木の街や広く大阪平野、東から南には生駒山地~金剛山地などがよく見えます。

今日は山頂から東海自然歩道を車作方面に下り、途中岩屋方面へ。竜王山自然歩道「竜王山コース」に入り岩屋・穴仏などを巡って竜王山に登り返してから忍頂寺に下山しました。3時間ほどの程よい山ハイキングです。

 【コースタイム】

9:50竜王山参道入口(忍頂寺バス停近く) ―10:00東海自然歩道に合流-10:20宝池寺・八大竜王宮ー10:30山頂・展望台(~10:40) ー東海自然歩道下るー11:25岩屋(~11:45見学)ー

12:00穴仏―12:10負嫁岩ー竜王山自然歩道上るー12:45山頂ー13:15下山

※見山の郷へ(車で5分)

 【歩行距離】6.7km        【歩行時間】3時間 

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 竜王山忍頂寺登り口近くにある茨木忍頂寺スポーツ公園・竜王山荘横を通る車道の脇のスペースに車を停めてスタート。登り口まで200mほどです。

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9:50  竜王山参道入り口。しばらく階段道を歩きます。

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10:00 階段の多い参道をしばらく上がっていくと東海自然歩道に合流。ここからは車も通れるアスファルト道を歩きます。

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10:15 岩刀山(いわたちやま)。昔この岩の割れ目から薬師如来が出現したといわれる岩です。右は金龍龍神碑。

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10:20  宝池寺・八大竜王宮に到着。入口の石碑。

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 八大竜王宮。右はその由来。宝亀年間(770~780)、近畿一帯が大干ばつに見舞われた時、当時北摂の山で修業していた開成皇子(箕面勝尾寺の開祖・光仁天皇の子)が来山し、池を掘り般若心経を唱え、八大龍神招請し雨を降らしたと伝わります。以来、干ばつのたび幾度となく雨乞いをしたと言われます。

このことに因んで、背後にある山を竜王山と呼ぶようになったとの事です。

 

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宝池寺と八大竜王宮の間を抜けて竜王山山頂に向かいます。過ぎてすぐ、愛宕権現の石碑。京都愛宕神社から勧請したもの。

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10:30 山頂に到着。山頂展望台より手前、左手に入ったところに三角点があります(小さな標識あり。見落としそうです)。三等三角点です。

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茨木自然歩道案内板。山頂広場にあります。茨木市の北部にたくさんのハイキングコースがあることが分かります。箕面市からここ竜王山を通り高槻市に延びる東海自然歩道(薄緑ライン)も記されています。 

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こちらは東海自然歩道の案内板。明治の森箕面国定公園から茨木市高槻市に延びています。竜王山から摂津峡、神峯山寺、ポンポン山へとつながっています。

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山頂展望台。

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展望台から東方面の展望。今日は朝から晴れているのに、遠方は霞んでいて生駒山地金剛山地もよく見えません。

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10:40 竜王山から東海自然歩道を車作方面に下って岩屋へ。岩屋から竜王山自然歩道を上って山頂に戻ってきました。展望台向かって左方面。東海自然歩道・車作方面の標識があります。階段が多い下りですが、道は整備されていてとても歩きやすいです。

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11:00  下ったところ。東海自然歩道・車作方面には下らないで、岩屋方面を目指します。岩屋まで1Kmの標識。しばらく舗装された幅広の道路を進みます。

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岩屋方面に入ります。ここから竜王山自然歩道。山道に入ります。

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11:25 岩屋。高さ30mもある巨岩です。開成皇子の修行場であったと記録があるようです。

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岩屋中央に大きな割れ目があり、鉄梯子と鎖で上に登ることができます(写真左)。鎖を上ったところ(写真右・岩屋の中)には「白龍大神」?と書かれた岩(写真中)が祀ってありました。鎖で岩屋に入ったり、巨岩の外側から上まで行ったりしてしばらく岩屋を楽しみました。

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11:50 岩屋から少し行ったところ。 このまま竜王山自然歩道をまっすぐ進めば竜王山山頂に戻りますが、ここから右に入って「穴仏」と「嫁負岩」を見てくることにしました。

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 12:00 穴仏

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12:10 負嫁岩(およめいわ)

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12:45  負嫁岩をみてから竜王山自然歩道まで戻り、少々きつめの登りを30分たらず登って山頂広場に戻りました。天気がいいので展望台にもう一度上がってみましたが、この日は大阪平野~金剛山地などは展望できず。残念でした。

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13:15 登った道をそのまま下って車を置いていた場所に戻りました。

竜王山荘。ここで食事することもできますが、今日はここから車で5分ほどの「見山の郷」に行くことにしました。

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13:25 見山の郷。地元のおいしいお米や野菜を販売。手作りの米粉パンや野菜ジェラード、お弁当などもとても美味しいです。食事コーナーもあります。

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今日は黒米を使ったおにぎりと竜王みそを使った美味しいお味噌汁をいただきました。竜王みそをお土産に買いました。やさしい味です。

 

コロナ緊急事態宣言下、遠出は自粛。一人でも安心して歩ける山が近くにあるのはありがたいです。今まで知らなかった地元(大阪府豊能郡能勢町辺り)の山を歩き、自然や歴史を知る好機になりました。

 

※3月27日(土) 竜王山を歩いてきました。桜が満開でした。

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     竜王山山門・登山口           岩屋に向かう里道で。                

 

 








 

 

大堂越コースから能勢の妙見山~野間の大ケヤキ~ありなしの道~黒川桜の森へ

2020年11月23日(祝)、能勢の妙見山に登ってきました。初めて大堂越(おおどうごえ)コースで妙見山へ。妙見山から大堂越に戻って野間方面に下り、野間の大ケヤキを見ました。そこからありなしの道に入り、黒川の桜の森、黒川公民館を回って帰ってきました。

 【コース】

9:50能勢電妙見口駅スタート→10:10妙見の森ケーブル黒川駅(大堂越コース登山口)→

10:25台場クヌギの森→10:45大堂越→11:25妙見山(散策)→11:50下山開始→12:10大堂越

→12:55野間の大ケヤキ(休憩20分)→13:15ありなしの道スタート→13:45ありなしピーク(出野三角点)→14:00黒川桜の森(休憩10分)→14:35黒川公民館→14:50ケーブル黒川駅→15:10妙見口駅

【歩行距離】13Km  【歩行時間】4時間30分

 

9:50 能勢電妙見口駅をスタート

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花折街道を歩いてケーブル黒川駅方面に向かいます。

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花折街道つき当たり、国道477号との交差点に標識があります。まっすぐ進めば妙見山上杉コース。左方向が黒川駅経由の大堂越コースです。

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 10:10 妙見の森ケーブル黒川駅。正面向かって左側から大堂越コースに入ります。紅葉の時期、祝日とあって朝から車がたくさん並んでいました(有料駐車場があります)ケーブルで上がる方も多いです。

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10:25 台場クヌギ林。

※台場クヌギとは?・・クヌギを根元から1~2mのところで伐採して、そこから出る芽を幹にして8-10年ほど育て炭の原料とするもの。現在でも池田炭・一庫炭と呼ばれる茶道用の高級炭が生産されているようです。

 

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 台場クヌギ林を過ぎて大堂越に向かいます。杉の木立の中を登っていきます。一部ガレ場もありますが、歩きやすいコースです。

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 10:45 大堂越到着。妙見山目指して右方向に進みます。

※左に進むと振野山ピーク。道の様子は?ですが、今度行ってみたいです。

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やや急な登りを20分ほどで本殿に向かう山道に合流。しばらくしてリフト乗り場。            リフト乗り場近くに大黒堂

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11:20 妙見山(日蓮宗霊場)入口にある鳥居。鳥居や狛犬などがありますが、妙見山は(寺の名前のない)お寺です。人出が多くにぎわっていました。

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鳥居をくぐって緩やかな階段で本殿に向かいます。階段の途中を右に入ると妙見山三角点があります。標識があります(写真左) 。三角点660.1mです。妙見山はいくつもの登山道が整備されたすばらしい山ですが、山頂(三角点)は見落としてしまいそうなひっそりと目立たない場所にありました。

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星嶺(信徒会館)                    星嶺の展望台からの眺望。

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山門。この門の内外で大阪府(能勢町)と兵庫県(川西市)との県境になっています。

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11:50  しばらくお参りなどしてから下山開始。鳥居の前のお店で能勢栗を買いました。

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日本一の里山「妙見の森」の案内板。ケーブルで上がった周辺にはふれあい広場やバーベキューテラスなどあります。散歩コースもたくさんあります。春にはエドヒガンの小道の桜が見事です。

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12:10 大堂越に戻りました。ここから野間方面に下ります。

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けっこう荒れた急坂ですが、10分程度の下りです。12:20 林道に出ました。ここからは幅広い林道をのんびり歩きます。

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12:35天王山神社。ここで林道は終わります。神社を過ぎてすぐの橋を渡って左方向へ。

野間川に沿って里道をのんびり歩きます。

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12:55 野間の大ケヤキに到着。ここでお昼休憩。秋が深まり、すっかり葉を落としていました。

※野間の大ケヤキは、大阪府下最大のケヤキ(幹間14m・高さ30m以上の大樹)で樹齢は推定1,000年以上。国の天然記念物にも指定されています 。ここは、 かつてこの場所にあった蟻無宮(ありなしのみや)の境内跡地で、このケヤキは同社のご神木であったとのこと。この境内の砂を畑や家屋に撒くとアリ除けのご利益があったといいます。蟻無宮は能勢町の野間神社に合祀されていて、神宮のあとはありません。神木のみが大切に守られてきたようです。

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コーヒー屋台「ありなし珈琲」。土日祝の開店。ものすごく美味しい本格ドリップ珈琲がいただけます。

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13:15 ありなしの道スタート。野間の大ケヤキの裏側、野間川にかかる蟻無橋を渡ってすぐにありなしの道の入り口があります。ここから「ありなしの道」看板(写真右)が所々にあります。

13:45 とても歩きやすい緩やかな道を30分ほど上がってありなしピーク((366m)に到着。

四等三角点(出野三角点)がありました。

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三角点から少し行くと足場の悪い急な下りがありますが、5分程度です。黒川桜の森、微笑み桜を目指して下ります。桜の森に入るとルートがいくつかありますが、分かりやすい標識があります。

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14:00 黒川桜の森のシンボルツリー「微笑み桜」(右側)。保護活動に守られてエドヒガンが群生しています。春は山全体が桜に染まります。来年も桜の季節に歩こうと思います。

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エドヒガンの保護活動を伝える看板「エドヒガンひこばえ物語」

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桜の森を過ぎて黒川公民館方面へ。

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14:35 黒川公民館。旧川西市立黒川小学校の木造校舎(明治37年建立)がそのまま残されています。桜の森とともに、日本一の里山と言われる黒川地区の観光スポットになっています。

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 14:50 ケーブル黒川駅下に戻ってきました。きれいに紅葉した山。紅葉ピークは少々過ぎていて、落葉の多い、冬色に変わり行く秋山風景でした。

15:10  ケーブル駅から約20分。朝歩いた花折街道を戻って、ゴールの妙見口駅に到着。

 

秋の穏やかな日差しを浴びて、ゆっくり自然を楽しむことができました。

登りはケーブル黒川駅から大堂越、妙見山までの1時間少々ほどで、林道や農道など里道をのんびり歩くコースです。妙見山、野間の大ケヤキにありなしの道、黒川の桜の森、黒川公民館などお楽しみスポットがたくさんあり、楽しむことができました。

来年の春、桜の季節にもう一度歩きたいコースです。